ドン・コサック合唱団来日

d0007923_2374471.jpg1936年創立の民族舞踊・合唱団が、今年のロシア文化フェスティバルの一環で来日した。12月にかけて全国をまわる。19日中野サンプラザでの公演を見た。
コーラス30名、ダンサー20名、楽団15名の編成。朗々と響く物悲しいメロディーがなんともロシアらしい。コサック・ダンスというと、腰を低くして足を交互につっぱるあの独特のダンス。洗練されない感じが持ち味か? いろんな体型の人たちがいたが、男性はおなかぽっこりの人も多く、服装といいスターリンのバリエーションのようだった。

ダンスと合唱の合間にバラライカとバヤン(アコーディオンみたいの)のデュエットがあり、これが津軽三味線を彷彿させるような情感に溢れていてよかった。いろいろな民族衣装もカラフルで見ていて楽しい。

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ドンは、「首領」ではなく「ドン河」のこと。「コサック(カザーク)」は、トルコ系民族の言葉で「自由な人」という意味。15世紀後半ごろから逃亡農奴や都市民、没落貴族らが南ロシアからカフカス(コーカサス)にかけて移動し作った集団である。ドン河やその支流にコサック軍団が組織され、漁業や狩猟、時には周辺地域での略奪などを行っていた。
ロシア政府から一定の自治権を与えられ、辺境地域の守備やトルコやポーランドとの戦争に動員された。ドン・コサックの英雄?は、ステンカ・ラージン。1670年大規模な反乱を起こしたが、翌年ロシア政府軍にとらえられ、赤の広場で処刑された。
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by itsumohappy | 2006-11-21 23:11 | ロシア
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