シベリアとは

ああ寒い。あまりの寒さで白鳥が杉並の善福寺公園までやって来た。都内に来るのは珍しいらしい。日本海側は大雪でとんでもないことになっているし。それもこれもみなシベリア寒気団のせいだ。マイナス40度くらいの高気圧の塊が日本に流れてきて上空に居座っている。

シベリアのイメージは「寒」。もうこれしかない。あとは鉄道とシベリア出兵・抑留、ツンドラやタイガ、コサックくらいか。ところでシベリアは具体的にロシアのどの部分を指すのだろう。わかるようでわからない。大正時代、日本がシベリア出兵した所は、チタとかニコラエフスクなど。チタは、帝政期、デカブリストが流刑された地、ニコラエフスクではシベリア出兵時、「尼港事件」(1920年)が起きた。

ロシアの地理雑学 都市人口データサイト」その他によるとどうもウラル山脈以東から沿岸部までの大陸部分を広義にシベリアと言うようだ。するとロシアの半分位はシベリアだ。

ロシアは16世紀後半のイワン4世(雷帝)時代、シビル=ハン国(ウラル東にあったモンゴル系遊牧民の国)に侵攻し、その後同国は滅びた。ロシアは東進を続け、17世紀半ばにオホーツク海まで達して以降シベリア・極東地域はロシア領となった。「シベリア」はシビル=ハンが語源である。

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広大なロシアには現在、共和国やら自治州やらいろいろな行政区画があるが、連邦管区という区分によればこの地図(2000年:上記サイトより)の中心の青部分が「シベリア連邦管区」。その東の水色部分は「極東連邦管区」。

シベリアの地は、一年のほとんどが氷に覆われ、北へ行けば永久凍土。極東のオイミヤコンではマイナス70度超の世界記録がある。ひー。だが、都市部では冬はだいたいマイナス30度位は普通のようだ。飛んでいる鳥が凍って落ちるという話を聞いたが本当だろうか。
日本でもシベリア並みの所がある。先日、北海道の占冠などでマイナス30度超を記録した。

どうも暗いイメージのシベリアだが、天然資源はたくさんあるらしい。今、シベリアを横断するパイプラインで石油や天然ガスを日本に供給する計画がある。森を破壊して建設していくのが少々気になるが。
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by itsumohappy | 2006-01-13 01:02 | ロシア
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