2009年 05月 13日

ビザなし交流再開へ

2009年1月、ロシアが国内法に基づき、北方四島渡航時における出入国カードの提出を日本に要求した問題は、5月1日、ロシア側が求めたカードへの署名は避けた形で両国が合意に至り、プーチン首相来日前にとりあえずの解決をみた。

これまでの北方領土への渡航方式は、
●日本側が作成した訪問団員リストをロシア側に提出。
●訪問団は日本外務省発行の身分証明書及び挿入紙を携行。(同行の外務省係官等が団員分をまとめて所持。ロシア側には提出しない)

という形であったが、今月からは、訪問団員リストに関して、
●訪問団員リストに訪問者全員が署名し、ロシア側に提出。
●その団員リストに基づきロシア側が出入国カードを作成。団員の出入域時におけるカードの半券受け渡しによりロシアは出入りを管理する。

こととなった。ロシアは団員が個々にカードの半券を所持するよう求めていると伝えられている。

ロシア側が作成した書類に日本側が記入・署名をしないので入国手続きには当たらない、というのが日本政府の見解である。「苦肉の策」「玉虫色の決着」と新聞は報道したが、外務省は「双方の法的立場を害さないことを双方が確認」した上での技術的な解決、と表明した。

ビザなし交流第一陣の出発は5月15日。高橋はるみ北海道知事も参加する予定である。以降9月まで6回の渡航が計画されている。

(追記:第一陣の訪問は、ロシア内部の調整が間に合わず5月13日、中止となった。次回は、同月22日択捉への出発が予定されている)

【2009年5月2日北海道新聞・毎日新聞、5月1日外務省プレスリリースより】
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by itsumohappy | 2009-05-13 00:47 | 歴史・領土問題 | Trackback | Comments(0)
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